2016メッセージブログ


  • 12月 25日 礼拝メッセージ
  • テーマ: 今はどの様な時か
  • 聖 句: ローマ人への手紙 13章11節~14節

 私たちクリスチャンは、悔い改めて、イエス様を心に受け入れた時から、救いの義の衣を着させて頂いております。その衣は、神様より惜しむ事なく与えられ、日々、イエス様の御血によって聖められている完璧なものです。また、その救いの衣は、私たちを神様の前に聖い者として立たせて下さり、天国に行く事ができる大切なものです。
 しかし、世には遊興、酩酊などの誘惑や争い、ねたみなどの肉の思いがあります。そのような事から私たちは、目を覚まし、肉の欲を立ち切って、クリスチャンらしい形を取り、古い自我に死んで、新しく造られた者として生きる事が重要です。イエス様の救いの衣を脱いでしまったら、私たちは破滅してしまいます。
 イエス様は私たちを救うために、貧しい姿となり、私たちの罪のために十字架で死んで下さいました。そのイエス様を私たちは模範として、イエス様に感謝して、御言葉と共に従っていく事が大切です。
 イエス様はまた必ず、私たちを迎えにこの地上に来ます。その事をしっかり確信して、歩んでまいりましょう。 文責:吉田 愛子
参考聖句;ルカ12:37~38 Ⅰペテロ2:21~25 ヨハネ15:7~12

 


  • 12月 18日 礼拝メッセージ
  • テーマ:砂漠から生え出た木
  • 聖 句:イザヤ書 53章1節 ~ 3節

 イザヤ書の53章はイエス様が誕生される七百年も昔にイザヤという預言者が神からいただいたメッセージを伝えたものです。砂漠から生え出た木が育つようにイエス様が誕生したという姿をここに描いています。
 イエス様は天の一番高い所から地上の一番低い所に降りて来られました。そしてイエス様は私たちに救いの手を差し伸べられました。
 しかし人々はイエス様を受け入れませんでした。「私たちの聞いたことを誰が信じたか。」これは今の時代にも言えます。しかし私たちはその素晴らしい救いと主の福音を聞いて、素晴らしい恵みにあずかって、この世から救い出された者たちです。誰でもイエス・キリストの御言葉を聞いて悟る人は救われます。
 私たちにとってクリスマスは喜びです。しかし、それは痛みと苦しみと悲しみの上に生まれてきた喜びです。
 イエス様は私たちを天国に連れて行く約束をしています。「わたしを信じる者は死んでも生きる。」だから今まで失望していた人や行き詰まった人たちがイエス様を信じて、希望をもってこの地上の人生を越えて行きました。           文責:川村 則之
参考聖句:ヨハネ12:38~43 ローマ10:16~21 9:13


 

  • 12月 11日 礼拝メッセージ
  • テーマ:  クリスマスの奇跡
  • 聖 句: ヨハネの福音書 1章14節

 今日は、ヨハネ1:14から神が私たちになされた驚くべき奇跡について考えていきましょう。この「ことば」は、神(イエス様)のことです。私たち人間は、もともと肉体を持ち、肉体の中に霊が働き、魂が動かされて色々なことを感じていく者です。
 しかし、イエス様は霊なる方ですから 形がなく、人となるには「肉体」が必要でした。では、なぜ罪のない神のひとり子であるイエス様が「人」になられたのでしょうか。
 それは、罪に束縛されて生きる私たちと同じ弱さ、苦しみ、悲しみのすべてを体験されるため、そして、私たちの罪の身代わりとなられて人類を救い、罪から解放するために十字架で死なれ、三日後に復活されて天に帰られるためです。これらのみわざは、まさに偉大な奇跡です。 私たちは、この奇跡の事実に、主の恵みと信じる信仰によってあずかる者とされました。
 イエス様は世の光です。この光は消えることがなく、救われた一人々々の中に、また全世界に輝き続けています。私たちも主の光と奇跡をいただいた者として、光の福音を自分の隣の人へと伝えていきましょう。
文責: 金子 和子
参考聖句;Ⅱペテロ1:17 ヨハネ3:17 6:38~42 7:29 9:5
マタイ5:14 ローマ13:11~14 Ⅱコリント6:2


  • 12月 4日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:神の御言葉を伝える人~鶴見純福音教会創立62周年を迎えて~
  • 聖 句 : マルコの福音書 4章 1節 ~ 20節

 本日は教会献堂62周年です。神様はこの地に素晴らしい働きを始めて下さいました。感謝しながら、さかのぼってみましょう。
 神様は一人も滅びる事を望んではおりません。聖霊に満たされ活気に満ちあふれた、ペンテコステ信仰のスウェーデン教会から鶴見には4人の宣教師が来て下さり、み言葉の種を蒔いて下さいました。フリーダ・ジェンバリー宣教師がまず最初に来ましたが、こころざし半ばにして、本国に病気の為帰らなければなりませんでした。その看病、後片づけの為にクリサンダー先生が鶴見に来ました。
 クリサンダー先生は、もっと奥地で伝道を開始しようと、祈っていた時に、神様は強くこの鶴見の地に留まれと示されました。そして、エリクソン先生、バーケルド先生が合流して3人の婦人宣教師達による伝道が開始されました。徐々に救われた兄弟姉妹が加えられました。宣教師達はその働きを終え、帰国されましたが、延々と受け継がれ、教会堂が建って62年です。
 種を蒔くことはみ言葉を伝える事です。素直にみ言葉を信じた人は命に溢れてくるのです。生きた神様を信じている者は迷わないのです。真の福音を私達は福音を宣べ伝える者に成って行きましょう。

文責;志賀 孝作
参考聖句;ベブル3:12~15 4:11 6:11~12 10:23~39 12:15
Ⅱコリント11:13~15 Ⅱテサロニケ2:7、12 使徒20:28

 

 

  • 11月 27日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:  神の御言葉の受け取り方
  • 聖 句: ルカの福音書 1章 45節


マリアは天使ガブリエルから、突然、「神の恵みにより、あなたはみごもって、男の子を産みます」と告げられました。
その時、マリアは困惑し、「私はまだ、結婚していません。」と返答してしまいますが、天使が続けて①聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力におおわれていること②あなたの親類で不妊の女といわれていたエリサベツも妊娠していること③神にとって不可能なことは一つもないという3つの事実を示された時、マリアは謙虚に御言葉に従いました。神様の御言葉を素直に受け取る人は幸いです。
サマリヤのききんの時(列王記Ⅱ7章)神が預言者エリシャを通して、明日にも麦の食物が与えられる事を告げられました。しかし、一人の侍従がその神の御言葉を信じませんでした。その時、エリシャはその侍従に「あなたは自分の目でそれを見るが、それを食べることはできない」と言われました。その後、神は4人のらい病人を遣わし、御言葉通り、民に麦の食物を与えました。また、その反抗した侍従は食物を食べる事なく、死んでしまいました。
 私たちクリスチャンは、神の御言葉を聞いて霊的レベルを引き上げる事が大切です。イエス様の言葉を守るならば、イエス様は共にいて下さり、祝福してくださいます。

文責:吉田 恵子
参考聖句;ルカ1:38~55 11:27~28 ヨハネ14:23

 

 

  • 11月 20日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:信仰が与える忍耐その結果は
  • 聖 句:ローマ人への手紙 5章1節 ~ 5節


イエス様が私たちを天国、神の栄光の御国へ連れて行ってくれるという希望は私たちの心を益々晴れやかに、明るく、そして力強く変えます。ですから私たちはどんな苦しみが来ても、そのことを思うと、いつも大きな望みの故に喜びをもって耐えることができます。しかもその希望は決して失望に終わりません。それを理解させるのは、神が私たちに聖霊を給うて神の愛が注がれているからです。
 イエス様は神様からの最大の贈り物です。イエス様を受け取ると、祝福が次々と来ます。イエス様だけが天国へ行く唯一の道です。
私たちは主の御言葉の約束に信頼して歩む必要があります。皆さんの行く道に失敗があろうと、困難があろうと、主はあなたが耐えられないような試練には会わせないと約束しています。主はその試練の中からあなたを導き出して、そこに祝福が待っているのです。
神様は、私たちを通して福音を伝えさせるために私たちに忍耐を教え、耐え忍んでいくことによって、私たちは神様の栄光を拝するのです。あなたの試練は決して無駄ではありません。それは必ず希望を与え、失望に終わらせない結果を与えてくれます。文責:川村 則之
参考聖句;ヨハネ12:24 ルカ22:37~52 エペソ6:10

 

  • 11月 13日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:死に勝った主イエス
  • 聖 句: ルカの福音書 23章39節 ~ 43節

「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」というみことばは、私たちクリスチャンに与えられた素晴らしい約束です。
 怒りも憎しみも恨みもその心に持たず、一点の罪もないイエス様は、二人の犯罪者の真ん中の十字架に釘づけられました。このとき、始めのうちこそイエス様を罵っていた犯罪者の一人の心にイエス様の愛と光が差し込みます。彼がその真近に見たのは、叫びもせず苦痛ももらさずに「父よ。彼らをお赦しください。」と、神にとりなされる本当のイエス様の姿でした。彼の心は砕かれ、罪を悔いて「あなたのみ国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」と告白して主を信じたのです。
 イエス様は、即座に彼が今日、イエス様と共にパラダイスにいると答えられました。彼の罪は、イエス様を告白するその一言ですべて赦されて、「わたしを信じる者は、死んでも生きる」という約束が実現したのです。
 私たちも彼と等しい犯罪者です。しかし、イエス様を信じてこの尊い信仰をいただき、その約束にあずかる者とされました。一人々々、いただいた約束を最後まで手放さないように、信仰の歩みを続けていきましょう。文責:金子 和子
参考聖句;マタイ27:40~44 詩篇22:1〜21 イザヤ53:1〜12ルカ23:33~43

 


  • 11月 6日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:福音はあなたの元に届いた
  • 聖 句:テサロニケ人への手紙 第一 5章16節 ~ 18節

 

 福音があなたに届いたかということはとても大切なことです。イエス様の福音が個人的にその人の心の中に届いたかということです。
 イエス様が十字架で私たちの罪を取って、死んで、復活したことが私たちに与えられた福音です。福音が届くと、奇跡が起こり、死んだ心が生き返ります。その人の内に信仰が生まれ成長します。福音は全世界に伝えられ、全ての人がそれを聞くことができました。でも福音を聞いて救われる者はわずかな者、残れる者だけです。
 イエス様はあなたのために天国に素晴らしい住まいを用意しておくと約束しました。イエス様はそこに残れる者を連れて行くのです。中途半端な信仰や考え方ではなくて、心の中にしっかりと受け止めていく人が残れる者です。最後までイエス様を信じる者が救われるのです。そしてイエス様を信じる私たちには御霊が数々の業をなされるので、無限の可能性が開かれていきます。 文責:川村 則之

参考聖句;ローマ10:16~21 イザヤ10:20 17:7 27:12~13
30:18~26 65:9 エレミヤ30:1~33:26 ミカ2:12~13

 

  • 10月 30日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:神のあなたへのお願い
  • 聖 句:テサロニケ人への手紙 第一 5章16節 ~ 18節


 神様の言葉はいつでも新しく古くなることはありません。真理は変わりません。わたしたちは聖書を日本語で読めますが、その国の言葉で聖書を学べるということはそのために多くの働きがあったことを忘れてはいけません。
 神様がわたしたちに願っていることがあります。本来ならば命じていると言うべきかもしれませんが。それは「いつも喜んでいなさい。たえず祈りなさい。全てのことに感謝しなさい。」です。
 感謝がなくなると不平不満が生まれます。イスラエルの民は神様からたくさんの恵みを貰っていましたが感謝せず、そればかりか偶像を拝みました。またイエス様が10人のライ病人を癒したときには1人しか感謝しに戻って来ませんでした。わたしたちも神様からたくさんの恵みを頂いています。しかし本当の神様を知らないために人々は間違った方向に感謝していることがあります。生きている神様に感謝するのです。サタンは科学や自由という言葉を巧みに使い、また真理を曲げてわたしたちを誘惑します。ソドムとゴモラの裁きを思い出してください。過去の出来事ではなく、警告なのです。神様の真理は永遠不滅です。救われている喜びを持ち祈ることにより重荷が消え賛美が生まれ感謝となっていくのです。
文責;小原 照代
参考聖句;エレミヤ44:23 ルカ17:12~19 ローマ1:19~23
Ⅱコリント4:4 マタイ12:23~24 11:24 ユダ7 Ⅱペテロ2:6~9 詩篇103:2

 

  • 10月 23日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:神が喜ばれるいけにえとは
  • 聖 句:詩篇51篇17節

 


神様は私達にいけにえを要求される際、何を求められるのでしょうか?それは、聖書の中の三人の人物から学ぶ事ができます。
① ルカ18章に出てくる二人の祈りの中の後者の取税人は全てに無知だったため、ただお金だけに執着し、不正な行為を繰り返していました。その取税人も神殿に行った際、聖霊様により醜い本当の自分を知り、悔い改め、救いを得ました。
② ルカ15章に出てくる放蕩息子は父と一緒にいる事の尊い価値を知る事ができず、ただお金を使い快楽を得る事に執着してしまいました。しかし、全てを失った時、本心に立ち返り、父の元に帰って悔い改めました。
③ 使徒9章に出てくるサウロは、イエス様を知らなかったため、律法を中心とした生き方をし、多くのクリスチャンを迫害していました。でも、ある時、イエス様によってサウロが盲目になり、その事を通してサウロは悔い改め、イエス様に従っていく者へと変えられました。
神様は、私達が心から罪を悔い改めるならば、イエス様の十字架の御血の故に憐れんで赦して下さいます。そして、全ての罪人は義とされるのです。文責:吉田 愛子
参考聖句;ルカ18:13 ~ 14 15:20 ~ 21 使徒9:11 15~16


  • 10月 16日 礼拝メッセージ 
  • テーマ:我々の信仰のルーツを探る
  • 聖 句:テモテへの手紙 第一 6章12節 ~ 16節


「無から有を生み出すように」スウェーデンから宣教師が鶴見へやって来ました。当時は、第二次世界大戦に敗れ、荒廃した日本でした。
 鶴見で福音を伝えて下さった、クリサンダー先生には、中国での宣教活動が閉鎖され、スエズ運河を通ってスウェーデンに帰る時、日本への思いが、強く示されました。エリクソン先生は中国を出て、船が日本に立ち寄った時に、「次の宣教地は日本です。」と神様が直接お語り下さいました。
 クリサンダー先生がこの鶴見で宣教することは、神様との問答の中で、神様に開け渡した結果です。「神様がここでしなさい。」と言う事に「はい。」と従ったのでした。クリサンダー先生、エリクソン先生、バーゲルド先生の女性宣教師三人で伝道が開始されました。ほぼ時を同じくして角和牧師が青森から、この鶴見にやって来ました。
宣教師達の課題はこの純粋な福音が日本に根付き、成長する事でした。スェーデンから素晴らしい聖書教師、ターゲ シューバック先生、エーナル カールソン先生たちが来て、当時の伝道者達に聖書の勉強をしてくださいました。ターゲ シューバック先生が日本人向きに残して下さった本が「新約の教会」エーナル カールソン先生が残して下さった本が「聖書講義」です。これらの素晴らしい本は聖書を正しく理解する本です。是非宣教師達が述べ伝えて下さった、純粋な聖書に立った信仰生活を送りましょう。 文責 志賀 孝作
参考聖句;Ⅱテモテ4:7 ユダの手紙3 ヨハネ15:16

 

  • 10月 9日 礼拝メッセージ 置田 信也 先生
  • テーマ:信仰と不信仰
  • 聖 句: マルコの福音書 9章14節 ~ 29節


 人生には、様々な困難や痛みがありますが、それが自分にとって大切な人の苦しみであり、自分はそれを見守っているという状態の時があります。マルコ9:14〜29の悪霊に苦しめられている息子の癒しを願う父親は、あらゆる治療を試みながらも、自分が息子に代われたら、と思っていたのではないでしょうか。聖書の中の神も同じです。
 イザヤ43:4の後半には、「あなたの苦しみを代わってあげたい」という豊かな神の愛と、私たちの罪の身代わりとなった十字架のご計画が隠されています。
 さて、「もし、おできになるものなら」と、弱々しく願う父親にイエス様は、「できるものなら、と言うのか。信じる者には、どんなことでもできるのです。」と言われました。イエス様は、この父親が神をもっと信頼し、もっと期待することを望んでおられたのです。そのおことばに父親は、励まされ勇気を与えられて、即座に「信じます」と叫び、「不信仰な私をお助けください」と、正直にへりくだって主にお任せしたのでした。こうして、息子は癒されました。
 信仰の土台は、私たちの神に対する求め、期待、そして叫びにあります。私たちは、困難の中で諦めずに「主よ」と叫び、主を信頼して歩んでいきましょう。主は必ず、その祈りに応えてくださいます。文責:金子 和子 参考聖句;イザヤ43:4

  • 10月 2日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:  全ての名にまさる名
  • 聖 句: ピリピ人への手紙 2章6節 ~ 11節


 イエスの名は天上においても地上のおいても素晴らしい権威を持った名前です。イエス様の名前は世界中に知られています。そして愛されています。サタンですら、イエスの名前を否定出来ません。イエス様を深く愛しているクリスチャンには近づき難いのです。
 芸術家は沢山の絵画・彫刻・作曲などによってイエス様を賞賛しました。ミケランジェロを始め、多くの人がその能力の最高をもって神を崇めました。
 芸術も音楽も人の魂を救う事は出来ません。しかし、イエス様の死によって罪から解放されるのです。世界中の教会がこの素晴らしいイエス様を崇め集会をしているのです。私達は主のみ名を誇ろうとダビデは詩篇の中で言っています。ナポレオンは自分の力を誇りましたが、イエス様は愛によって世界を征服しました。イエス様はいつも同じレベルになってくれます。天国に行っての兄弟姉妹と言って下さるのです。
「イエス様 あなたの御名を信じます。」と言う事で救われるのです。イエス様が十字架に付けられた時、同時に十字架に付けられた悪人のうち一人は、救われて御国に入りました。
イエス様は目の前に置かれた喜びの故に、十字架の苦しみに耐えたのでした。その喜びとは、人々が、イエスの名を告白して救われる姿でした。このイエス様を信じることは、軽いことではありません。十分考え、決断することです。天国に入れるか、地獄かを決める事ですから。イエスの名はすべてに勝る名です。文責;志賀 孝作
参考聖句;コロサイ1:1 ピリピ2:9~11 使徒4:12 ローマ10:8~13 エペソ1:20~21

 

 

  • 9月 25日  礼拝メッセージ  角和 正毅牧師
  • テーマ:エジプトの宝に勝る大きな富
  • 聖 句:ヘブル人への手紙 11章26節


 モーセは幼い頃、パロの娘に拾われて、エジプトで最高の教育を受けましたが、40歳の時、イエス様のために苦しみを受けることはエジプトの宝に勝る大きな富と考え、信仰によって正しい選択をしました。また、取税人の頭だったザアカイもイエス様を心に迎えることを選択し、救いを得ました。 
 一方、ルカ12章に書かれているある金持ちは貪欲な心の故に、選択を間違えてしまいました。箴言16章18節「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」とあるように、高慢な心は自分を見失い、正しい選択を誤ります。
 ドイツの貴族の青年だったシンセンドルフは「我、汝のためにこれを成せり、汝、我のために何を成すや」と書いてあるイエス様の十字架の絵を前にして、心が砕かれ、自分の人生の全てを捧げることを決意しました。
 神様が私達に求めておられる事は、イエス様の十字架の前で自らひれ伏し、悔い改めて、イエス様に従っていくことです。謙虚に心を天に向けて、神の国と神の義を第一に求めてまいりましょう。文責:吉田 恵子  参考聖句;ルカ12:16~40 19:9~10 Ⅰテモテ6:16

 


  • 9月 18日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ: 聖書的希望とは
  • 聖 句: 詩篇 33篇18節 ~ 22節

 私たちの人生では希望がないと生きるのが非常に難しくなると思います。私たちは色々なところに望みや目標を置いて、それに近づこうとしています。ヘレン・ケラーは「希望は人を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではない。」と言いました。
「見よ。主の目は主を恐れる者に注がれる。その恵みを待ち望む者に。」(詩篇33:18)とあるように、神様は主を恐れる者に特別目を向けられます。神様の目は主を恐れるあなたの上にも注がれています。その恵みを期待しているなら、神様はあなたに目を注いでいます。
 聖書的希望とは、御言葉の上に立って、神が約束して下さった約束と啓示に基づいて、私たちが希望をもっていることです。
これは御言葉の上に立った堅固な神の約束であり、啓示です。それを信じて私たちは望んでいるのです。ですから私たちはこの望みをしっかり持っていく者となりたいと思います。文責:川村 則之
参考聖句;創世記29:20 22:4~5 33:13~22 46:3~5 ローマ5:5 8:18~25 15:13 ヘブル6:19~20 11:1  Ⅰコリント13:13

 

  • 9月 11日 礼拝メッセージ   角和 正毅牧師
  • テーマ:神は御子によって語られた
  • ヘブル人への手紙 1章1節~3節

 

 今日学ぶヘブル1:1〜3は、聖書全体が凝縮されたような素晴らしい箇所です。神は私たちに、いにしえの昔からいろいろな人々と時代を通して、語りかけておられます。詩篇19:1〜4、ローマ1:19、使徒17:26〜27のみことばを読みましょう。また、神は目に見えませんが、詩人、武島羽衣の「美しき天然」は、自然界の驚異の美しさを見て神の御手のわざを歌い、神を褒めたたえています。
 そして、聖書にある先祖、預言者たちに部分的に啓示されてきた神の全貌がイエス様であり、みことばです。神は、私たちに永遠のいのちを与えるために、イエス様を送ってくださいました。ですから、神の御子イエス様ご自身が神のことばであり、十字架の死の復活後、神から全権をいただいた万物の造り主、完全なお方なのです。主は、生きておられ、私たちのそばにいて苦難の時にもそこから救い出してくださる助け主です。
 私たちが謙虚に自然を見て、神を探り求めるなら、私たちは必ず神の御手を見出すことが出来ます。この美しく緻密な自然とあらゆるものを造ってくださった神を、ほめたたえましょう。文責: 金子 和子
参考聖句;詩篇19:1~4a ローマ1:19~20 使徒17:26~31 ヨハネ5:19~24 コロサイ1:16~17 Ⅰヨハネ2:1


  • 9月 4日 礼拝メッセージ 角和 正毅牧師
  • テーマ:土の器の中にある宝
  • コリント人への手紙 第二 4章7節


 私達の身体は土の器です。その土の器の中に神様が霊的に生きる者として下さいました。私達の救いの喜びは誰にも奪われないのです。
 イエス・キリストの岩の上が一番安全です。地震・台風・大雨など、この地上では多くの災害が有ります。そして、多くの方が犠牲に成っています。しかし、イエス様に在るなら安心です。サタンはあなたの心の中を奪おうとしています。しかし、イエス様は聖霊の種を植えて下さったのです。この種は多くの実を結ぶのです。
 人生には、喜び、楽しみだけではなく、苦しみや悲しみも有ります。しかし、神様を信じて付いて行くなら救われ導かれるのです。回りはどのように変わっても信仰は変わらないのです。それがあなたを支えて下さるのです。パウロは「苦しみの中に在っても倒れません。」と言っています。主に在ってそれを耐え忍びました。
 クリスチャンに「あなたがたも実践しなさい。」と言っています。キリストの貧しさの故に私達が富む者と成りました。イエス様の愛の心です。闇を打ち破って私達に光を与えて下さいました。私達が苦しみの中から叫ぶならイエス様は助けて下さいます。苦しみに会うことは、あなたを訓練しているのです。訓練されることによって、信仰は、練られてゆくのです。それが、私達の信仰の価値なのです。
文責;志賀 孝作
参考聖句;Ⅱコリント1:4、8~11 4:7~9 7:5 8:9~11 12:7~10
ローマ8:37 使徒9:11 ルカ15:7 詩篇34:18 51:17 147:3


8月 28日礼拝メッセージ テーマ:神が私たちの味方であるから
聖 句: ローマ人への手紙 8章31節 メッセンジャー:角和 正毅牧師

聖書の中には窮地に立たされた時、神が信じる者の味方となり、助けて下さった事実が沢山書かれています。出エジプト記14章では、神の導きによってエジプトを脱出したモーセ率いるイスラエル陣営が、敵であるエジプト陣営に追いかけられて窮地に立たされました。その時、神はイスラエル陣営の前を進んでいた神の使いを後ろに移動させ、敵のエジプト陣営を真っ暗な雲で覆い、進行を妨げました。そして、イスラエル陣営が紅海に来た時、モーセが手を海の上に差し伸ばすと、神の力により、水は右と左で壁となって分かれイスラエル陣営は海の真ん中のかわいた
地を渡り、助かるという奇跡を信仰によって体験しました。
 また、サマリヤのききんの際には(列王記Ⅱ7章)神は四人のらい病人を遣わし、イスラエルを救った奇跡や敵のおびただしい大軍を前に窮地に追い込まれたヨシャパテ王が民全員と神に救いを求めそして、神が戦いを制して下さり勝利させて下さった奇跡もあります。(歴代誌Ⅱ20章)
 救い主イエス様を信じ、常にイエス様に100%頼っていくならば神様は私達の味方であり、勝利へと導いて下さいます。イエス様はどんな時でも共にいて下さいます。イエス様に感謝と信頼を持って歩んでまいりましょう。  文責:吉田 愛子
 参考聖句;出エジプト14:19~31 Ⅱ列王記7:6 Ⅱ歴代誌20:21、22、29
詩篇34:7 118:1~4 ヨハネ3:19~21 ヘブル13:5~6

 

 


8月 21日 礼拝メッセージ テーマ:真の平和は神の和解を受けて始まる
聖 句:コリント人への手紙 第二 5章20節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 終戦記念日の夜にジェイコブ・デシェーザーというアメリカ人と真珠湾攻撃の指揮官であった淵田美津雄元大佐の和解と救いについての大変興味深い番組がNHKから放送されました。
日本を最初に空爆した爆撃機に乗っていたジェイコブ・デシェーザーは中国で日本の捕虜になり、虐待を受け、日本人への憎しみが募りました。監守が差し入れてくれた聖書を読むうちに、「父よ。彼らを赦してください。彼らは何をしているのかわからないのですから。」と言う御言葉に出会い、心打たれ、イエスを信じ、復讐心が愛に変わりました。彼は戦後宣教師になって日本で「私は日本の捕虜だった。」というパンフレットを配りました。その一枚を淵田美津雄元大佐がもらい、それを読み、大変感動し、彼もイエスを信じ、アメリカへ行き、証しをして回りました。
キリストの愛は心の中の悪しきものを消滅させ、新しい考え、目標、生き方を生み出すのです。私たちもこの赦しの福音の伝道者になりましょう。文責:川村 則之
参考聖句;Ⅰコリント5:17

 
 
8月 14日礼拝メッセージ テーマ:親友の愛
聖 句: 箴言 22章11節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 ドイツの詩人シラーによる「メロスの誓い」は、死刑となるメロスに3日間の自由を与える為に、その間彼の身代わりとなった友とメロスとの友情と絆の詩です。この詩は私たちに、ヨハネ15:13のみことばを思い出させ、イエス様が私たちにその命を十字架上で捧げてくださったことを映し出します。
私たちは、この十字架の恵みによって罪を赦され、義とされ、きよくされました。罪人は私たちです。それなのに私たちは、無代価でいのちを戴き、主から「友、兄弟」とさえ呼ばれるのです。このような私たちに出来ることは、信仰の秘訣でもある主に感謝を捧げることです。
ダニエル書には、ダニエルが神を絶対的に信頼していることが幾つも書かれています。これは、生きている神が今もなお私たちに語られていることであり、そのみことばは私たちの霊の糧、いのちです。
イエス様の十字架のみわざによって、私たちは神の子とされました。そして、イエス様こそが私たちの「王」です。また、私たちが主を信じて従い、心のきよい、優しく話す愛に満ちた者とされた故に、イエス様は私たちの「友」なのです。  文責:金子 和子
参考聖句;箴言25:25 ヨハネ5:13 ダニエル3:28 6:1~28 ヨハネ14:6 ローマ3:24


8月 7日礼拝メッセージ テーマ:密かにイエスの弟子たりし者
聖 句:ヨハネの福音書 19章38節 メッセンジャー:角和 正毅牧師

イエス様の時代は、ローマが全盛期でした。ローマ皇帝が神として崇められていました。イエス様はユダヤ人に「神の国は近づいた。」と語りましたが、ユダヤ人は聞く耳が有りませんでした。
 でも、その中には、イエス様を信じる者もいました。その中の一人が、アリマタヤのヨセフであり、ニコデモでした。密かに信仰を持っていましたが、公にはしませんでした。それは、信仰告白によって、今の社会的地位を失うかもしれなかったからです。
 しかし、彼らが、変えられる時が来ました。イエス様が十字架で死なれたのを見たとき、アリマタヤのヨセフは決死の覚悟で、ピラトに、イエス様の死体のとりおろしを願い出ました。イエス様がメシヤであることを確信したからでした。ニコデモも多くの埋葬品を持ってきて、信仰を証しました。これから後の事は気にかけず、立ち上がりました。
 今の私達の信仰告白は何でしょうか。それは、口で告白し、水のバプテスマを受け、教会に繋がっていくことです。イエス様から救いを戴いていながら、それを証しないのは、タラントを地に隠しているようなものです。イエス様はあなたを愛しているのですから、イエス様を証しましょう。文責:志賀 孝作
参考聖句;マタイ27:57~58 マルコ15:43 ルカ23:50~51 9:23 12:4~5箴言29:25 イザヤ51:12~13


7月 31日礼拝メッセージテーマ:神の御心にかなう時
聖 句:伝道者の書 3章11節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 神様はわたしたち一人ひとりに計画を持っています。神様に委ねる時に御心にかなうことができるのです。ただ何もしないで待つのではなく、生活し行動していく中でわたしたちの行いを通して御心がなるのです。
 ネヘミヤはエルサレムに城壁を作りました。ネヘミヤは王の好意を受けていたので必要なものは全て揃えて下さいました。どうして好意を受けていたのでしょうか。それよりも30年前エステルが起こした行動によるのです。
アハシュエロス王が新しい王妃を選ぶことになりました。エステルは宦官ヘガイの好意を得て良い待遇を受け王妃に選ばれます。エステルが王妃になった理由はユダヤ人を滅ぼそうとしているハマンの策略を阻止するためでした。エステルは行動を起こす前に断食の祈りをします。これは命を懸けて祈ることを意味します。周りに見せびらかすためではありません。そして、祈りののちエステルは行動を起こしユダヤ人の命を守ることができました。エステル記を読むと、神様の時計は狂うことなく誠に正確です。
 わたしたちも人生の歩みをゆだねているなら導かれるのです。それは祈りによって確信を得ることができます。常にイエス様とのつながりを絶やさずにいましょう。道のりはいろいろありますが、大切なことはつながっていることなのです。文責;小原 照代
参考聖句;エズラ記1~10章 エステル記1~10章 マタイ10:29 ヤコブ1:12

☆7月24日 礼拝メッセージ テーマ:信仰が与えるもの
聖 句: ヘブル人への手紙 11章5節 ~ 7節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 信仰とは①現実を直視し②神の言葉を実感し③未来を確信させるものです。また、神がおられることや神様は祈りに必ず応えて下さるお方であることを信じて祈ることも大切です。
 アダムから7代目のエノクは神に喜ばれている人でした。世界中が罪のどん底にあっても、その中で神と共に歩んだ人でした。それは、アダムからエデンの園についての話やアダムの死によりエノク自身が神に深く近づくことができたからでした。そのエノクに神はノアの洪水や遠い未来に起こる神の審判について啓示されました。(ユダ14・15節)
 ノアも神と共に歩んだ人でした。神はノアに後に来る大洪水から家族や動物を守るよう、大きな箱舟を作ることを命じられました。長い間かけて箱舟が完成し、神は七日間は扉を開けていましたが、ノアとノアの家族以外、箱舟に入る人は現れませんでした。
 今は恵みの時、今は救いの日です。私達は周りの人達にこの福音を伝えていかなければなりません。また、私達自身が御言葉の上に立ちイエス様と共に歩むことが大切です。イエス様と共に歩むならば、イエス様は私達と世の終わりまで共にいて守って下さいます。   文責:吉田 恵子
参考聖句;創世記4:20~22 5:21~24 6:5~22 ルカ17:26~27 
ユダ14~15 ルカ21:36
                      

☆7月 17日礼拝メッセージ テーマ:  あなたは時を知っているのですから
聖 句: ローマ人への手紙 13章11節  メッセンジャー:角和 正毅牧師
 

 私たちは終わりの時代にいるのです。神様はいつまでも悪を野放しにはしておかないで、やがてイエス様がこの世界を天から裁きに来るのです。
 クリスチャンは世の中の出来事に無関心でいてはなりません。毎日世の中で起こっている事は、起こるべくして起こっているのです。その背後にいるサタンの力と、人々が生きている神様から離れていくなら、こういう結末になるということを示しているのです。イエス様から離れていくなら、人間はますます悪化していきます。
 クリスチャンは目を覚まさなければなりません。そして立ち上がらなければいけないのです。クリスチャンとして、イエス様のことを恥ずかしく思わないで、証しするのです。イエス様のことを伝えるのです。
 またクリスチャンとして生きることが大切です。それはあなたの生活のリズムであり、在り方や言葉使い、そして振舞いに現われます。それはイエス・キリストを着ているか着ていないかで変わってきます。「主イエス・キリストを着なさい。」(ローマ13:14)文責:川村 則之
参考聖句;Ⅰ歴代誌12:32 エレミヤ8:7 マタイ24:46 ガラテヤ1:4
ルカ21:28 ヘブル1:2 Ⅰペテロ1:6~9 Ⅰテサロニケ5:4~10    




☆7月 10日礼拝メッセージ テーマ:  美しい果実
聖 句: ヨハネの福音書 15章1節~5節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 今日は、ヨハネ15:1〜5から学びます。これは、私たちになじみの深い聖書箇所ですが、さて私たちは、イエス様に繋がっていることの喜び、感謝、価値をどれ程知っているでしょうか。天の父は、良い実を結ぶために悪いもの、実を結ばないものを切り落とす農夫です。この前例がイザヤ5:1〜7にあります。神に選ばれ、植えられて必要の全てを保護されて、甘い実を結ぶべきイスラエルが、身勝手で神を無視した生き方をしたための悲劇の結末です。
神はこの地上に、イエス様という元木となるまことのぶどうの木を植えてくださいました。本来なら罪人の私たちが、このままでまことのぶどうの木に繋がれることは、あり得ません。しかし、初めに選ばれたイスラエルという枝が、切り落とされた代わりに、異邦人の私たちは、元木(イエス様)に接ぎ木されました。つまり、私たちは神の恵みとあわれみによって、イエス様に接ぎ木されたのです。
私たちは、ついだ枝の中を通る命の管が切れていたら、すぐに枯れてしまいます。ですから、その命であるイエス様と、霊によって繋がっていなければなりません。それは、みことばにたち、イエス様の戒めである愛の中に留まることです。
私たちは、イエス様のまことの木に繋がる枝として、そのことを喜び、感謝して、いつも賛美の実を捧げ、美しい良い実を結ぶ者となりましょう。文責;金子 和子
参考聖句;イザヤ5:1~7 ローマ11;17~24 ヨハネ15:8~10 ヘブル13:15 



☆7月 3日礼拝メッセージ   テーマ:アブラハムの執成し
聖 句: 創世記 19章29節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


 アブラハムは神様の約束を信じてどこへ行くかも知らずに、生まれ故郷を後にしました。アブラハムは栄光の神を見たので、カナンの地、そのかなたにある天国を慕ったのです。しかし、アブラハムにも人間的な考えがやって来ました。飢饉の時に、神に頼らず、行動して、エジプトの地へ行きました。これが、アブラハムの失敗でした。おいのロトの家族も行動を共にしました。ロトの家族はどっぷりとその快楽の世界に浸かってしまいました。
 アブラハムはエジプトでの生活を悔い改め、ベテルとアイの間で、以前の場所まで戻り、祭壇を築いて主に悔い改めの祈りを捧げました。私達も失敗するのですが、主に立ち返り、悔い改めるなら、主は赦して下さるのです。最初の祭壇の基に戻るのです。クリスチャン生活の出発点である、十字架に戻るとき、主との喜びの関係は修復されるのです。
 神様は、アブラハムに約束した事を忘れるお方では有りませんでした。神様はソドムとゴモラを滅ぼすと決めた時、アブラハムに知らせました。アブラハムが知ったとき、神様に真剣に願いました。50人の正しい人から始め、10人まで数を減らしながらも切にロトと家族の救いのために願いました。しかし、10人の正しい人はいなかったのでした。
クリスチャンにとってまず、第一に神様を愛する事が大事です。神様の御心を常に求めていくことが大事なのです。救いの喜びを失ったら、危険です。神様の為に捧げる時間はどれほどでしょうか。時間も十分の一を捧げましょう。私達のゴールは天国にあるのです。主の為に生きるのがクリスチャンです。文責;志賀 孝作
参考聖句;創世記13:5~13 18:17~33 19:12~29 アモス3:7 Ⅱコリント5:21 使徒7:60 コロサイ1:9~12

 
☆6月 26日礼拝メッセージ  テーマ:千載一遇のチャンス
聖 句: イザヤ書 55章1節・6節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 この聖句は神様が預言者イザヤを通してイスラエルの民に呼びかけている言葉です。飢え渇きなくして、神様を求める事は出来ません。
飢え渇きとは、イエス様に罪を赦して頂き、神の義に預かりたいと熱心に求める心です。(マタイ5章6節)神様への飢え渇きを失ってしまったら、その人の霊性は滅んでしまいます。
 聖書の中に出てくる東方の博士たち(マタイ2章1~12節)や長血をわずらっている女(マルコ5章25~34節)、ザアカイ(ルカ19章1~10節)は、イエス様に飢え渇きを持って近づき、癒され、満たされました。イエス様の水を飲む者は、神に義とされ霊性が豊かに生きるのです。
 地球は神様が私たち人間に与えて下さった庭園でした。しかし、罪が入って来てしまったために、人間は堕落してしまいました。その時、神様は救い主イエス様を私たち人間に与えて下さいました。イエス様は私たち人間の罪の鎖を十字架の上で断ち切って、救いを与えて下さいました。この救いの喜びを決して忘れてはなりません。いつもイエス様に感謝して、義の飢え渇きを持って、神様の恵みに預かってまいりましょう。文責:吉田 愛子                   
参考聖句;マタイ6:5 2:1~2、10 9:21 出エジプト33:13 詩篇42:1~2 63:1~8 民数記24:17 ルカ19:3~4 Ⅱコリント5:21


6月 19日礼拝メッセージ  テーマ:主の助け
聖 句:サムエル記 第一 7章12節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


 サムエルが言った「ここまで主が私たちを助けてくださった。」という言葉は、今にいたるまで、すべてに主が助けてくださった。そして今も主は助けてくださっている。さらにこれから未来においても主は助けてくださるという確信に満ちた言葉です。主はいつも共にいて、私たちに目を留め、私たちを見守ってくださいます。
 イスラエルという国は神が選んだ民です。世界中の人々の中から神様は本当に信頼してよい民をこの地上に創ろうとして一人の人間を選んだのです。それがアブラハムです。
イスラエルの民がしっかりと唯一の神を信じていくことを神が願ってアブラハムの子孫を育てましたが、すこし育つとすぐに他国の影響をうけて、偶像崇拝に陥ってしまいました。
神様から背を向けたら、私たちにはもう滅びしかありません。私たちは常に神の御言葉の中に生きるべきです。
 主はあなたに良い実を結ぶように、良い生活ができるようにあなたの中に備えてくれています。主はいかなる時にも助け主であることを忘れないでください。文責:川村 則之
参考聖句;申命記8:11~20 詩篇103:2~5 Ⅰ歴代誌12:32 イザヤ1:3 エレミヤ8:7 ルカ17:11~19 エペソ2:1~22 ピリピ3:13~14



☆6月 12日礼拝メッセージ  テーマ:信仰が働く時。
聖 句: 列王記 第二 4章1節 ~ 7節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 夫に死なれ負債を抱えて、エリシャに叫び助けを求めたやもめには、一つの油のつぼしかありませんでした。しかし、彼女がエリシャの言う通りに、「空の器」を集めて家に入り戸を閉じると、そのたった一つの油のつぼは、すべての空の器に油を満たし続けたのです。
 この一つのつぼの油は、神の福音です。福音はこのように、たとえ小さく見えたとしても力があり、絶望している魂に大きな希望を与えるのです。また、それは神の恵みであり、みことばです。
私たちがここで学ぶのは、私たちが「空の器」を集めて来ることです。その器は、洗ってきよめられて、神の御霊に満たされるのです。また、やもめは、油を注ぐ時に後ろの戸を閉じるように言われましたが、これは、外界と区切りをつけて心にけじめをもって、神と一対一で祈り、神のみわざに集中することを表わしています。私たちが生活の中で、このような時間を持つことは、とても大事です。
 私たちは一人々々で、また教会で、一つの油のつぼをもって福音を伝える働きに励むことができます。そして、私たち自身も空の器です。この心の器に、キリストの恵み、罪の赦し、喜び、希望、愛をあふれるばかりに満たし続けていきましょう。            文責:金子 和子
参考聖句:ルカ5:2 ヨハネ6:9 マルコ11:1~7 Ⅰコリント9:16Ⅱコリント4:7 8:1~5 マタイ4:19 9:19~22 ローマ1:14  



☆6月 5日礼拝メッセージ  テーマ:イエスと信者の関係。
聖 句: 詩篇 23篇1節 ~ 6節  メッセンジャー:角和 正毅牧師
 

 私達は自分を守る方のそばにいることは何と平安なことでしょう。羊飼いが自分の羊を飼うとき、自分の身体で門になり、もし、おおかみなどが来ても身体をはって、その囲いの中の羊を守ります。しかし、雇われた羊飼いは、自分の身に危険が及ぶとさっさと逃げます。
 神様は優しいお方です。この素晴らしい神様の御手の中に守られていることは、何と幸いなことでしょう。天地万物をお造りに成った、偉大な神様が守って下さるのです。
 この憐れみ豊かな神様が、旧約時代は救い主を送りますと約束して下さいました。新約時代に成ってその約束が実現され、イエス様が来てくださいました。イエス様は「わたしはよい牧者です。」と言っています。また、「良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。」とも言っています。イエス様は私達を愛していのちを捧げて下さったのです。
 「罪の支払う報酬は死です。」人類は神様の前に罪を犯しました。しかし、イエス様がその代価を十字架の死をもって払って下さいました。サタンは容赦ない攻撃をしてきます。羊を襲うおおかみのようです。しかし、イエス様が身体をはっていのちをかけて守って下さったのです。
 イエス様を信じることにより新しく造られました。羊は羊飼いがそばにいれば安心して草を食べることが出来ます。いつも、神様の近くにいるならば安心で平安を持って生活が出来るのです。文責:志賀 孝作
参考聖句;詩篇28:9 95:7 イザヤ13:20 40:11 43:4 ヨハネ14:1~6 Ⅰペテロ1:18~19 


☆5月29日礼拝メッセージ   テーマ:クリスチャンの成長。
聖 句: ペテロの手紙 第二1章5節 ~ 8節 メッセンジャー:角和 正毅牧師

信仰は生まれてからすぐサタンからの攻撃を受けます。それは、赤ちゃんの成長と同じようです。「信仰、徳、知識、自制、忍耐、敬虔、兄弟愛、愛」と成長していくと実を結ぶ信仰になるのです。 神様がモーセをお使いになるときに、モーセは異教徒の地で羊飼いをしていました。モーセは神様に選ばれたのに素直に従えませんでした。神様の言葉通りに従わず、家族を連れて旅立ちました。妻のチッポラは異教徒です。不従順のゆえに、モーセは神様に殺されそうになりました。 その時、チッポラのとった行動は教会の型となっています。神様の家族になるためには割礼が必要です。血を流さなくてはならないのです。イエス様はわたしたちの代わりに十字架で血を流されました。そのイエス様の十字架の血を信じることは心の割礼を受けるということなのです。 新訳の時代は肉の割礼は必要なく、心の割礼が必要です。そして神様への従順を表すために、「水のバプテスマを受ける」「聖餐を守る」この二つが大切です。聖餐を守ることは最後まで従いますという意思の再更新なのです。そして、これらを行うと神様からの祝福があります。このようにして信仰を育てていくのです。文責;小原 照代

参考聖句;出エジプト4:24~26 Ⅰペテロ1:18~19 ローマ2:28~29 コロサイ2:11~12 Ⅱペテロ1:5~10

 



☆5月22日礼拝メッセージ  テーマ:イエス・キリストを知ると言う意味は何?
聖 句: ヨハネによる福音書 17章3節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


私たちの生活の中には、サタンとの霊的な戦いがあります。サタンは私たちの信仰を弱めようと誘惑してくるのです。
それに勝利していくためには、神様の武具を身に着ける必要があります。(エペソ6章11~17節)特に救いのかぶとは重要です。救いのかぶととは、最初の救われたという確信です。その救いが私たちの全てを守ります。(へブル3章14節)また、御言葉によってサタンを退くことも大切です。イエス様と祈りによって交わり、御言葉の上にしっかり立っていくならば、サタンに勝利していく事ができるのです。
 イエス様は全人類を愛しておられます。イエス様は私たちが受けるはずだったあらゆる苦しみ、呪いを十字架の上で身代わりに受けて下さいました。その御血によって、いつも私たちは聖められ守られているのです。
 イエス様を知る事は、イエス様の全てを信じる事です。全てとは、イエス様の誕生から十字架の死、復活、そして私たちをまた迎えに来て下さる事です。そのことを信じるならば、私たちの中に永遠のいのちが生まれます。イエス様は私たちが天国に行くことのできる唯一の道です。そのイエス様にいつも感謝し、しっかりつながってまいりましょう。文責:吉田 恵子
参考聖句;Ⅰヨハネ1:7 2:15~17 詩篇133:1 ヘブル10:25 エペソ6:12~18



☆5月 15日 礼拝メッセージ  テーマ:  聖霊に満たされつづけよ。
聖 句: 使徒の働き 1章1節~14節 2章1節~4節  メッセンジャー:杉山 睦生先生


2002年6月30日のリバイバル新聞によると、尾山令仁先生はマーチン・ロイドジョンズやダラス神学校のジャック・ディア教授の本を読み、聖霊のバプテスマを求めるようになりました。
尾山令仁先生は聖霊のバプテスマが救いとは別の第二の恵みであるという神学的理解に達し、1992年の初夏、聖霊のバプテスマを受け、大きな変化を経験し、さまざまな恵みにあずかりました。
聖霊のバプテスマを求めることはイエス様が命じられたことです。イエス様がこの世に来られた目的の一つは、私たちを罪から、永遠の滅びから救うためでしたが、もう一つの目的は、私たちに聖霊を注いで力を与え、神様の使命を果たせるようにすることでした。
 私たちが聖霊の力を受ける目的は、伝道だけではなく、私たちが何をしてもキリストの証人となることです。私たちクリスチャンには聖霊の火が必要です。そして燃え続けていることです。 気を付けないと聖霊の火は消えることがあり(Ⅰテサロニケ5:19)、聖霊を悲しませることもあります(エペソ4:30)。罪を犯したと気付いたら、本当に悔い改めて告白し、赦していただき、イエス様の血潮で聖めていただく必要があります。 文責:川村 則之


☆5月 8日 礼拝メッセージ   テーマ:御霊に満たされなさい。
聖 句: エペソ人への手紙 5章18節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


 パウロは、エペソのクリスチャンに、酒に酔ってはいけない、と教えています。私たちは、イエスを信じて新生して、神の性質を戴いて、イエスに従うしもべとなりました。しかし、霊的には新しく造り変えられても、肉体的、表面的生活は、少しも変わっていないことが多くあります。また、この酒については、一つの例に過ぎず、つまりはこの世の様々な事柄に惑わされるな、という意味の象徴です。この恐ろしい毒の隠されている事柄から私たちを守るのが御霊であり、私たちが御霊に満たされていることが必要なのです。
御霊は、私たちを内側から強くし、導きます。そして、私たちを孤独から救い、慰め、教え、神のことばを思い起こさせ、詩と賛美を与えてくれます。
また、サタンは、人の心をねらって、あらゆる巧妙な手を使って私たちを攻撃してきますから、私たちがそれを見分けるために、やはり、御霊の力が不可欠なのです。
私たちの霊なる神には、形がなく見えませんが、神は私たちのことをよく見ておられます。私たちが、この神をしっかりと信じて、その他に神はいないことを確信して生きる時、偶像のものと、善悪とを判別し区別することができます。私たちは、生きている真の神のみ名を呼び、御霊に満たされて歩んでいきましょう。 文責: 金子 和子
参考聖句;ガラテヤ5:16~21 箴言20:1 Ⅰコリント6:9~10 Ⅱペテロ2:5~22
Ⅰ列王記18:28 申命記4:16~19 エペソ5:19 使徒4:29~31 ピリピ4:6~7
コロサイ3:17 Ⅰ歴代誌16:8

 

☆5月 1日礼拝メッセージ  テーマ:クリスチャンがおとなになる秘訣。
聖 句:エペソ人への手紙 4章13節 ~ 15節 メッセンジャー:角和 正毅牧師


 クリスチャンの生活は、イエス様を救い主と告白して救われ、水のバプテスマが卒業だと思っている人もいますが、クリスチャンは天国に入るまで日々成長し続け、キリストの身丈にまで成長するのです。
 今日は、養蚕・蚕の一生を見ながら、クリスチャン生活を考えて行きましょう。0.4mgの卵から4gまで1万倍に育てられた蚕を、各養蚕農家が育てるのです。蚕は桑の葉を食べ、眠り、脱皮を繰り返しながら、成長します。その時々で、湿度・温度・換気が大変重要に成ります。幼蚕は湿度90%・温度27℃・換気なし、壮蚕は湿度75%・温度27℃・空気の入れ替えが必要。そして、2昼夜で繭を作り、2昼夜でさなぎになり、蛾となって、繭を破って出てき、交尾して卵を産み、一生をおえるのです。蚕の一生は60日です。
 クリスチャンにもこのような温度・湿度・換気が必要です。温度とはやさしい、おもいやりのあり、兄弟愛に充ちている状態です。エペソ4:25~32にあるように私たちが人を赦さないなら、イエス様も私たちを赦して下さらないのです。教会の中の空気です。湿度とは、ローマ12:15に有るように、悲しむ者と共に悲しむ、重荷を負い合うのです。換気とは天の空気・聖霊様が働いている所にクリスチャンは成長するのです。
 信仰の一致と、神の御子に関する知識の一致によって御言葉を純粋に学ぶことが必要です。御言葉を愛するクリスチャンで有りましょう。 イエス様の御用を行うなら、私たちは飢えることはないのです。文責:志賀 孝作
参考聖句;エペソ4:23~32 4:13~16 1:23 ローマ12:15 ガラテヤ6:2 ヨハネ4:32、34 Ⅱコリント12:9



☆4月24日礼拝メッセージ  テーマ:イエスを信じた時。
聖 句: 使徒の働き 8章26節~39節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


神様は神を求める者には、必ず報いて下さるお方です。
この宦官はエチオピヤからエルサレムまでの長い道のりを神様を礼拝しに行く程の敬虔な人でした。その帰り、馬車の中で大きな声で聖書(イザヤ書53章)を読んでいました。しかし、その宦官はその聖句は誰の事を指しているのか、わかりませんでした。その所に弟子のピリポが神の導きによって仕わされ、この宦官に正しくイエス様の福音を伝えました。
イエス様を神の御子であると心底から信じた宦官は、水のある所でバプテスマを受け、救われました。その後、すぐさまピリポは主の霊によって連れ去られましたが、その宦官は喜びいっぱいで帰って行きました。神様は一人、一人の求める心を決して見逃しません。
 イエス様を信じたら、①悔い改め②罪赦され③イエスの名によってバプテスマを受けるなら④聖霊の賜物を頂けます(使徒2章38節)という約束があります。人が救われるのは、神様の御業です。
 信じることは、感謝して受け取ることです。イエス様は私たち人間にはできない罪の贖いをして下さいました。イエス様の十字架の救いは完璧です。私たちは、いつもこの十字架に感謝し、聖霊様に満たされて、祈り歩んでまいりましょう。文責:吉田 愛子
参考聖句;イザヤ53:7~8 Ⅰヨハネ 4:15 詩篇49:7~8 ローマ10:9

 

 

☆4月17日礼拝メッセージ  テーマ:神から遣わされた人とは。
聖 句: ローマ人への手紙 10章13節~15節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


 鶴見純福音教会が今日あるのは、素晴らしい福音を宣教師たちがそのままの形で私たちに伝えてくれたからです。
 1952(昭和27)年、神様はスウェーデンからフリーダ・イェンベルイ宣教師を鶴見に送ってくれました。しかし間もなくその方は病気になって国に帰って亡くなりました。マルガレータ・クリサンダー宣教師は1953年1月18日に横浜に着きました。1953(昭和28)年10月13日にはアストリッド・エリクソン宣教師とソフィア・バーゲルト宣教師が横浜に着きました。
 先生方は誰にも邪魔されずに集会ができる教会堂が必要だと考え、
断食して十日間祈った時、或る兄弟の遺言によって日本にいる宣教師に宛てた千クローネの小切手を受け取りました。それを基に教会を建て、1954年12月5日に献堂式をしました。その後、伝道集会を計画し、ちらしを配り終えて跪いて祈っていると、聖霊が下り、兄弟姉妹の中から異言が出て来ました。それは聖霊様の働きでした。
 私たちが地上を去っても、子や孫がその仕事を受け継いで主が来られる日までしっかりと持ち続けていかねばなりません。それには主の聖霊に満たされて、燃えることが必要です。文責:川村 則之
参考聖句;Ⅰコリント3:10~11 ピリピ1:6 2:12~17 4:19

 


☆2016年4月 10日 礼拝メッセージ  テーマ:イエスの弟子たちの新生体験。
聖 句: ヨハネの福音書 20章19節~23節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


 古い契約(旧約の律法)のもとにイエスに仕えていた弟子たちは、イエスが十字架で死なれ、三日後に復活されたその日に、新生体験をします。
新約におけるイエスの契約のもとで、新しい命を受け取り、新しい信仰が始まったのです。この時、イエスは彼らに「聖霊を受けなさい」と言われて、息を吹きかけました。この「息」は創世記2:7、エゼキエル37:5-11、にもある「神の霊」です。人は、神の霊によって生きる者となるのです。また、人は、新しく生まれなければ誰でも神の国を見ることは出来ませんから、弟子たちと同様に私たちも、新生しなければなりません。
イエスが私の罪のために十字架で死なれ、三日後に復活された救い主であることを信じて、悔い改める時、私たちは、肉体にあるアダムから受け継ぐ、生まれながらの命から、イエスによる永遠の命を受け継ぐ者に変えられるのです。同時に、私たちは、イエスのからだに接ぎ木され(キリストのからだにつながるバプテスマ)、全世界のクリスチャンの仲間に加わります。教会は、この新しくされた人たちの集まりです。
弟子たちには、その新生体験の後のペンテコステの日に、さらに、聖霊がくだって異言を語り、福音を伝えるための新しい力が与えられました(聖霊のバプテスマ)。 私たちは、イエスにあって新しくされた者です。絶えず霊の命を満たし、更新されて、力強い信仰をもって歩んでいきましょう。
文責:金子 和子
参考聖句;使徒1:5 2:4,8,39 ヨハネ14:17 創世記2:7 
エゼキエル37:9 Ⅰコリント15:45

 

☆2016年4月3日 礼拝メッセージ  テーマ:パン種に注意して、気をつけなさい。
聖 句: マタイの福音書 16章6節~12節  メッセンジャー:角和 正毅牧師


 イエス様が「パン種に注意しなさい。」と言ったのは、「その教えに注意しなさい。」ということです。パン種とは、聖書では悪いもののたとえに使われています。
清い霊が悪い教えによって悪くなってしまいます。神様の清い教えに、わずかなパン種が入ることにより、教会全体が腐敗し、堕落してしまいます。パン種とは偶像礼拝、占いなど真の神から目をそらすものです。
 旧約時代には、祭りごとの時はその家から一切のパン種を取り除けなさい、と聖書には有ります。パン種は腐敗し、発酵させます。自分だけでは有りません。周りの人にも影響します。旧約時代の祭りは、イエス様を指示すためでしたが、新約の私達は、イエス様と共に生きているのです。
 イエス様が律法を成就して下さいました。ですから、私達は、主の戒めを守るのです。第一の戒めは「お互いに自分を愛するように隣り人を愛しなさい。」その愛は聖霊様が注いでくださるのです。第二の戒めは、イエス様のみ言葉を守る事です。そして、主の聖餐を守るのです。パン種は旧約時代だけでは有りません。聖餐にて自分を吟味するのです。聖書はあなたを支え、真理を与えるものです。救いの体験を人々に伝えましょう。霊的レベルをイエス様に向けて行きましょう。

文責;志賀 孝作
参考聖句;ルカ12:1 Ⅰコリント5:6~8 ガラテヤ5:9 
コロサイ2:8 マタイ16:21~23 17:8 Ⅰテモテ1:15